紀元前7世紀から続く歴史を持つ『パンプローナ』は、ユネスコの世界遺産

パンプローナの特徴

• ピレネー山脈の麓に位置する
• 紀元前7世紀から続く歴史を持つ
• 中世の街並みが残る旧市街が美しい
• サン・フェルミン祭で世界的に有名
• 巡礼路サンティアゴ・デ・コンポステーラの途中にある
• ハイキングやサイクリングなどのアウトドアが楽しめる
• ピンチョスと呼ばれるタパスが有名
• バスク料理やナバラ料理が楽しめる
• 物価が比較的安い
• 人々が親切でフレンドリー
• スペイン語を学ぶのに最適な場所
• 留学先として人気が高い

パンプローナの歴史

パンプローナは、紀元前7世紀にケルト系の部族によって築かれた城塞都市が起源とされています。その後、ローマ帝国、西ゴート王国、イスラム勢力など様々な支配を受け、11世紀にはナバーラ王国の首都となりました。

中世には城壁が築かれ、街は繁栄しました。しかし、16世紀にスペイン王国に併合されると、ナバーラ王国の首都としての地位を失います。

19世紀にはカルリスタ戦争の舞台となり、激しい戦闘が行われました。その後、スペイン内戦でも重要な役割を果たしました。

現在のパンプローナは、歴史的な街並みと美しい自然を残す魅力的な街です。毎年7月に開催されるサン・フェルミン祭は世界的に有名で、多くの観光客が訪れます。

パンプローナの歴史上の主な出来事

• 紀元前7世紀: ケルト系の部族によって築かれた城塞都市が起源とされる
• 1世紀: ローマ帝国によって占領される
• 11世紀: ナバーラ王国の首都となる
• 12世紀: 城壁が築かれ、街は繁栄する
• 1521年: イグナチオ・ロヨラがパンプローナで負傷し、イエズス会を設立するきっかけとなる
• 16世紀: スペイン王国に併合される
• 19世紀: カルリスタ戦争の舞台となる
• 20世紀: スペイン内戦で重要な役割を果たす
• 1975年: フランコ独裁政権が崩壊し、民主化される
• 2004年: サン・フェルミン祭がユネスコ無形文化遺産に登録される

パンプローナの名産品

• ピンチョス
• チョリソ
• パチャラン（果実酒）
• イディアサバルチーズ（羊乳）
• エスパルデニャス（草履のような履物）
• カタルーニャワイン

パンプローナのの年中行事

1月

三賢者の行列（Cabalgata de los Reyes Magos）: 1月6日に行われる三賢者の行列。街をパレードする華やかな山車と仮装した人々で賑わう。

2月

カーニバル（Carnaval）: パンプローナ最大のイベントで、街全体が仮装で埋め尽くされパレードや音楽演奏などが行われる。

3月

聖週間（Semana Santa:）キリストの受難と復活を記念する祭り。

4月

春の祭り（Feria de Abril）:闘牛や馬術競技、音楽演奏などが行われる。

5月

チーズコンテスト（Concurso de Habonillas:）: スペイン各地からチーズが集まり審査される。

6月

サン・ペドロ祭（Fiestas de San Pedro）: パンプローナの守護聖人である聖ペドロを祝う祭り。

7月

サン・フェルミン祭（Sanfermines）:パンプローナで最も有名な祭り。牛追い、闘牛、花火、音楽演奏など。

8月

魔女の祭り（Festival de las Brujas）: 街を練り歩く魔女の行列や、様々なパフォーマンスが行われる。

9月

サン・ミゲル祭（Feria de San Miguel）: 収穫祭り。

10月

ピンチョスコンテスト（Concurso de Pintxos）: パンプローナのバルが自慢のピンチョスを競い合い、優勝を争う。

11月

ジャズフェスティバル（Festival de Jazz）: 世界中から一流のジャズミュージシャンが集まり演奏する。

12月

クリスマスフェスティバル（Feria de Navidad）:街にはクリスマスマーケットが立ち並び、様々なイベントが行われる。

パンプローナの観光ベストシーズン

5月から9月です。この時期は、天候が良く、日照時間も長く、街の活気に満ちた雰囲気を楽しむのに最適です。

パンプローナお得に観光する方法

サンセバスティアカードを利用する

サンセバスティアカードは、パンプローナとサンセバスティアンの主要な観光施設の入場料が無料になるだけでなく、公共交通機関も無料で利用できる観光パスです。パンプローナとサンセバスティアンを3日間以上観光する予定であれば、サンセバスティアカードを購入するとお得です。